レジスタ
ADSP-2191の主なレジスタについて説明します。
レジスタにのプログラミングインターフェースについても説明しています。それらの中で煩雑に以下のファイルを引用しています。
- def219x.h : コアプロセッサのメモリーマップされていないレジスタの中のビット定義を与えます。VisualDSP++に標準でついてきます。
- def2191.h : 内蔵IOレジスタのページとアドレスを与えます。VisualDSP++に標準でついてきます。
- def2191bit.h : 内蔵IOレジスタの中のビット定義を与えます。VisualDSP++にはついてきません。アナログ・デバイセズのアプリケーションノートページから、ANJ-017のサンプルファイルをダウンロードして使ってください。
以上のファイルはアセンブリ言語、C/C++言語の間で共用できます。
IOレジスタは2サイクルのレイテンシを持ち、インターロックされません。つまり、書き込みの効果が現れるのは書き込んだ次のサイクルではなく、次の次のサイクルです。
ADSP-BF535にはADSP-2191と同じSPORT, SPI, UART, PF, GP Timerデバイスが使われています。また、DMAの構造はほとんど同じです。ADSP-BF535のハードウェアリファレンスは和訳されていますのでアナログ・デバイセズの技術資料ページからダウンロードして参考にするといいでしょう。
- ステータス
- ASTAT, MSTAT, SSTAT
- 割り込み
- ICNTL, IMASK, IRPTL
- スタック
- STACKP & STACKA, LPSTACKP & LPSTACKA
- ページ
- IJPG, DMPG1 & DMPG2, IOPG
- その他
- CNTR, CCODE, CACTL, PX
- クロック
- PLLCTL, LOCKCNT
- システム
- SWRST, NXTSCR, SYSCR
- 順位制御
- IPRx, INTRDx
- 書き込みチャンネル
- DMACW_PTR, DMACW_CFG, DMACW_SRP, DMACW_SRA, DMACW_CNT, DMACW_CP, DMACW_CPR, DMACW_IRQ
- 読み出しチャンネル
- DMACR_PTR, DMACR_CFG, DMACR_SRP, DMACR_SRA, DMACR_CNT, DMACR_CP, DMACR_CPR, DMACR_IRQ
- 送信
- SPx_TCR, SPx_TX, SPx_TFSDIV, SPx_TSCKDIV, SPx_MTCSy
- 受信
- SPx_RCR, SPx_RX, SPx_RSCKDIV, SPx_RFSDIV, SPx_MRCSy
- 送受
- SPx_STATR, SPx_MCMC1, SPx_MCMC2
- DMA
- aSPxDT_CFG, SPxDR_CFG, SPxDT_IRQ, SPxDR_IRQ
- 制御
- SPICTLx, SPIFLGx, SPISTx, TDBRx, RDBRx, SPIBAUDx, RDBRSx
- 制御
- T_GSRx, T_CFGRx, T_CNTHx, TCNTLx,T_PRDx, T_PRDx ,T_WHRx, T_WLRx
- 制御
- DIR
- 割り込み
- MASKAS, MASKAC, MASKBS, MASKBC, FSPR, FSSR, FSBER
- データ
- FLAGS, FLAGC
- 制御
- E_STAT, EMICTL, BMSCTL, MSxCTL, IOMSCTL, EMISTAT, MEMPG32, MEMPG10
- 制御
- HPI, HPPR, HPSMPHx