EMISTAT( EMI Status )レジスタは外部メモリーポートの状態を表示します。
表示する状態は、パッキング状態、最後にバスを使用したマスターです。
このレジスタは16ビット整数レジスタです。初期値は0x0000ですが、性格上初期状態には意味がありません。
図1 レジスタの構造
外部バスインターフェースが動作中か休止中かを表示します。
最後にアクセスしたバスマスターを表示します。マスターIDと内部ペリフェラルの対比はHR 図B-12 (B-99)を参照してください。
ワードパック部のバッファ内のバイト数を表示します。
C/C++言語用に以下のインターフェースが用意されています。宣言はsysreg.hで行われています。EMISTATにアクセスする前には必ずIOPGにExternal_Memory_Interface_Pageを設定してください。
EMISTATにアクセスする場合は次のように成ります。
// #include <sysreg.h> // #include <def2191.h> sysreg_write(sysreg_IOPG, External_Access_Bridge_Page) // EMIページに設定 変数 = io_space_read(EMISTAT) // EMISTATの値を取得
アナログデバイセズが配布しているmcmの中のビット定義ファイルdef2191bit.hから関連するビット定義部分をここに引用します。
//Definition for EMISTAT (HR B-98) #define E_WPS_OFST 7 #define E_WPS_MASK ( 3 << E_WPS_OFST ) #define E_MID_OFST 2 #define E_MID_MASK ( 0x1f << E_MID_OFST ) #define E_BSY_OFST 0 #define E_BSY_MASK ( 0x3 << E_BSY_OFST )
項目 | マニュアルのページ等 |
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レジスタ構造 | HR B-99 |
説明 | HR 7-11 |