MEMPG10

MEMPG10( Memory Start Page 1,0 )レジスタはMS0ピンとMS1ピンに接続されたメモリーバンク1, 0の開始ページアドレスを指定します。

HRには「初期値でかまわなければそのままつかっていい」と読めるようなことが書いてありますが、実際には外部メモリーを使うときには必ず設定しなければなりません。

レジスタの構造

このレジスタは16ビットレジスタです。初期値は0x0000です。

図1 レジスタの構造

BANK0 : BANK0 Start Page

BANK0の開始ページを指定します。

BANK1 : BANK1 Start Page

BANK1の開始ページを指定します。

API

C/C++言語用に以下のインターフェースが用意されています。宣言はsysreg.hで行われています。MEMPG10にアクセスする前には必ずIOPGにExternal_Memory_Interface_Pageを設定してください。

MEMPG10にアクセスする場合は次のように成ります。

// #include <sysreg.h>
// #include <def2191.h>

sysreg_write(sysreg_IOPG, External_Access_Bridge_Page)   // EMIページに設定

io_space_write(MEMPG10, 値)         // MEMPG10に値を設定
変数 = io_space_read(MEMPG10)       // MEMPG10の値を取得

HRにビット構造が記述されていないせいか、def2191bit.hにはビットマスクが定義されていません。

参照情報

項目 マニュアルのページ等
レジスタ構造 HR B-10
説明 HR 7-9
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