IIRフィルタを設計する

JupyterでIIRフィルタを設計し、信号を処理してみました。 IIRフィルタの設計ツールはネット上に溢れかえり、その結果についてはなんの驚きもありません。が、こうして手を動かすことでJupyterによる信号処理が身に … 続きを読む

RMSの計算

Jupyterであれこれやってみるシリーズ。最新作はRMS(二乗平均平方根)の計算です。 RMSは統計に使用される用語ですが、一方で電子工学においては未知の波形の実効電圧を測定するときにも使います。正弦波の実効値が振幅の … 続きを読む

Jupyter Notebookで音を出す

Google Colaboratoryは大変魅力的なサービスです。しかしながら、その魅力を支えているのはサービスがクラウド上にあるということです。ということはColabで作ったデータもクラウド上にあります。

そのデータを音として聴くことはできないものだろうか、と思って調べました。結論から言えば聴くことができます。

続きを読む

矩形パルス信号について復習した

「直感的にはわかっている」水準だった矩形パルス信号とその周波数特性について復習しました。

これまでなら教科書を睨みながらあくびをかみ殺して、というところです。が、今回はJupyter notebookを使うことで問題の周辺をしつこくねちねちと何度も掘り下げることができました。

続きを読む

Jupyter notebookによるFIRフィルタ特性比較

昨日紹介したJupyter notebookがあまりに面白いので、昼休みに遊んでいるうちにFIRフィルタの特性比較ノートブックを作ってしまいました。

このアプリケーションがどのように働くのか、また我々にどのように働きかけるのか、面白いサンプルだと思いますので公開します。

続きを読む

音の加工

Scilabについてメモ。 WAVファイルの読み込み: w = loadwav(“ファイル名”); ステレオからモノラルへ: x = w(1,:)+w(2,:);mat ベクトルを音として再生する: sound(w(1: … 続きを読む

ScilabによるIIRフィルタのシミュレーション

事情があってIIRフィルタのシミュレーションの必要が生じました。ツールを探してみましたが、これが見つかりません。実はあるにはあるのです。MATLAB。MATLABは確かに安くなりましたが、個人用でもフリーではありませんし、しかもSimlinkがついてきません。SimlinkのついていないMATLABかぁ、とまだ購入はしていない状態です。

じゃぁ、Scilabを。となるわけですが、ScilabはMATLABと互換性がありません。両者に互換性があるなんてのは、私に言わせれば『C++とJavaには互換性がある』と言い放つくらい恐れを知らぬ蛮行ですよ。

ScilabのIIRシミュレーションは、Scilabに固有の多項式機能を使うため、MATLABとは全く異なる方法になります。それなりに理解できたので、ここにメモ代わりに記しておきます。

続きを読む