IIRフィルタを設計する

JupyterでIIRフィルタを設計し、信号を処理してみました。

IIRフィルタの設計ツールはネット上に溢れかえり、その結果についてはなんの驚きもありません。が、こうして手を動かすことでJupyterによる信号処理が身につき、やがて本当に何らかの信号を処理しなければなくなった時の道具になるのではないかと考えて弄り回しています。

IIRフィルタの設計に関しては、設計ツールとフィルタ実行環境が異なるときに注意が必要であるとScilabによるIIRフィルタのシミュレーションで指摘しました。Jupyterでのシミューレションについてもおじことが言えます。scipy.signalのツールで設計し、scipy.signalの関数で実行しているので破綻はありません。しかし、こうして設計したフィルタの係数を外に持ち出すときには十分な注意が必要です。

SciPyの信号処理モジュールに関してはIIRの設計について係数が意味することが十分に説明されているため、そちらを参照すると良いでしょう。

Jupyterで作成したnotebookを公開します。Google chromeブラウザが必要です : IIR_Filter.ipynb

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