Jupyterであれこれやってみるシリーズ。最新作はRMS(二乗平均平方根)の計算です。
RMSは統計に使用される用語ですが、一方で電子工学においては未知の波形の実効電圧を測定するときにも使います。正弦波の実効値が振幅の0.7倍(1/√2)であることは有名ですが、矩形波や三角波の実効値は普通は暗記していませんし、雑音となると暗記のしようがありません。
世の中にはRMSメーターなるものがありますが、中古でもそれなりのお値段です。
ところが波形のRMSを計算で求めれば、簡単に実効値を求めることができます。
Jupyterによるコードの例をgoogle colaboratoryに公開します。