KiCADのためにグラボを替えたが無駄だったかもしれない話

Ubuntu 16.04+初代Core i3でKiCAD 4.0.7を運用していますが、あまりにもズームが遅すぎます。

公式サイトにある情報を元にグラフィックス・ボードを買い換えてみたのですがどうやら問題の原因はそこではなかったようです。結局OpenGL描画で問題が解決しました。

私のシステムは2010年に購入したDELLのInspiron 580sで、IntelのCore i3 560を使用しています。普段使いにはなんの問題も感じないのですが、KiCADのズームだけは大変遅く困っていました。これまでVMで使っていたUbuntuを、ここ最近Windowsとデュアルブートで使い始めたのはそれが原因です。が、デュアルブートにしても問題は解決しません。

さてKiCAD公式サイトに「一部のRadeonユーザーが回路図エディタとGerberビューアーのズームが遅いトラブルに悩まされている」という情報がありました。私の問題はPCBエディタで発生していますので違うようでもあります。試しにここにある対策を施してみましたが、X Windowが起動しなくなりました。

仕方が無いのでグラフィックス・ボードをRadeon HD5450からGeForce GT 710に変更してみた、というのが今週の出来事です。が、結果は変化なし!落胆しつつもう一度Google先生で検索して「?」と思った描画モードの変更を行ったところ、OpenGLにすることで嘘のようにするするとズームをするようになりました。

最初から真剣に検索しておけばよかったわけで、高い授業料となりました。まぁ、気持よく動くようになったのでいいです。ちなみにVM上でズームが遅い問題もこれで解決しました。

本来ならRadeonに戻してOpenGL描画で快適になるか調べなければならないのですが、最近はそこまで労力を割く気力もないですね。あー、歳をとるのはやだやだ。

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください