前々から「ラジオの信号を複素信号として扱うのはとてもおもしろい」とことあることに言っているのですが、ひょっとして殆どの人に伝わらないんじゃないかと気が付きました。
もともと、ラジオの信号を複素信号として扱う面白さはAMラジオやFMラジオの受信電波を電気振動としてイメージできるという前提に立っています。AMラジオの受信電波をイメージできる人というのは
- 子供向けのラジオの本を読んだ
- 学校や大学で通信工学を学んだ
いずれかの人です。私の世代だと前者のほうが多い可能性すらあるのですが、今となっては前者は絶滅危惧種ですよねぇ。
一人で空回りしていたなぁ、などと空を見上げてしまいました。が、それはともかく今日も粛々と受信機の基板を描いています。