WordPress用のEnlighter Pluginのテストをかねて、冬休みの間に作ったVHDLコードを貼り付けます。
年: 2016年
Quartus PrimeによるVHDLテスト・ベンチの自動生成
FPGA開発環境は初めてとあって、いろいろ躓きながら実験しています。
以下、メモ代わりに。仕様ソフトは Quartus Prime 15.1 Lite Edition, update 1です。
Ubuntu 14.04 LTS に Quartus Prime をインストールする
今年は新しいことに手を付けてみようと考えています。FPGAを使った機器設計がそれなのですが、慣れないツールということもあって、年末から年始に掛けて環境の設定に酷く手間取ってしまいました。
以下に、自分用のメモとしてUbuntu環境上にQuartus Primeをインストールする手順を残しておきます。ModelSim Altera Starter Editionの起動までは確認しています。
なお、Ubuntuのインストールのように情報が豊富なことについては特に記しません。
追記:Ubuntu 16.04にも対応。
CORDICアルゴリズムを導き出す
CORDICアルゴリズムは組み込み系の数値計算に携わっていると随所でその名を見ます。
むろん、ワークステーション系の恵まれた環境であれば全てはライブラリ化されており、こんなものにはお目に掛かりません。手厚い支援を受けられない組み込みならではの事と言えます。
CORDICアルゴリズムは「実装が簡単でプログラムも単純である」というのがうたい文句ではあるのですが、一方で、CORDICアルゴリズムが正しく動作する理由というのは、プログラムを子細に読んでもわかりません。ある意味、FFTと同じくらい元の数学から乖離した手順を踏んでいると言ってよいでしょう。
以下では数学的背景から順を追って説明し、三角関数のCORDICアルゴリズムを導き出します。是非、このアルゴリズムがいかに巧妙であるかを味わい、楽しんでください。