RMSの計算

Jupyterであれこれやってみるシリーズ。最新作はRMS(二乗平均平方根)の計算です。 RMSは統計に使用される用語ですが、一方で電子工学においては未知の波形の実効電圧を測定するときにも使います。正弦波の実効値が振幅の … 続きを読む

Jupyter Notebookで音を出す

Google Colaboratoryは大変魅力的なサービスです。しかしながら、その魅力を支えているのはサービスがクラウド上にあるということです。ということはColabで作ったデータもクラウド上にあります。

そのデータを音として聴くことはできないものだろうか、と思って調べました。結論から言えば聴くことができます。

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クラスライブラリ、一段落

ここのところ時間をかけていたSTM32 HAL用のクラスライブラリですが、一応の完成を見ました。

ちょこちょこと気がついては直し、気がついては直しをしていますが、doxygenのコメントも書き終わっており、基本的には私の中では「つくる」から「つかう」へとシフトしました。まぁ、SPIのタイミング測定なんかは必要ですけどね。

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ARM Thumbのunwindにもやもやする

最近、STM32マイコン用のクラス・ライブラリを作っています。

もともとの動機は、STM32のHALを使うのがやや煩雑なのでこれを包み込んで使いやすくしようというものです。下回りはちゃんと地ならししておかないと、自分がほんとうに実装したいアルゴリズムに集中できなくなってしまいます。

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CMSIS-RTOSとFREERTOS

CubeMXが生成するコードには、FREERTOSを含めることができます。ブロッキングIO処理等RTOSを使わないと実現が難しい機能を作り込む上で大変重宝します。

ただ、CubeMXが生成するコードを見ると、どうやらFREERTOSを生で使わせずにCMSIS-RTOSのラッパー越しに使わせたいようです。となると、CMSIS-RTOSの詳細を調べておかなければなりません。ここひと月ほどFREERTOSの実装や詳細をちょこちょこ調べていましたが、それなりに技術情報はあるのでなんとかなりました。しかしCMSIS-RTOSはどうでしょうか。

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