Nucleo F746ZG はたくさんのピンがコネクタに出ており、使い回しが効きそうなボードです。
しかしながら、I2CポートはI2C2を除いてすべて右側に出ており、拡張ボード設計時の制約になりそうです。そもそも、I2C2をmbedが扱えるかどこにも資料がありません。仕方ないのでソースに当たってみました。
まず、mbedサイトにあるソースには、Nucleo F746ZG依存部がありません。
そこで、継続的にアップデートされているgitのmbedリポジトリを調べました。ここにはさすがにNucleo F746ZG依存部があります。そこで、PeripheralNames.hを覗くと、I2C4まで対応しているとわかりました。
ちなみにPeripheralPins.cを覗くと、mbed APIが与えられたピンからペリフェラルを逆引きする方法がうかがい知れます。