もののはずみで6石スーパーヘテロダイン・ラジオを作りたくなりました。いわゆる6石スーパーです。今の若い人には通じませんね。
そもそも電子技術者への道を進んだのは小学2年生の時に叔父の部屋で読んだ『初歩のラジオ』を読んだのがきっかけです。その後いろいろ迷走するわけですがご存知の通りよそ見しばかりしているのですっかりラジオのことなど横に置いてしまっていました。
さて、ちょっとしたはずみで手元にある『初歩のラジオ技術』(昭和41年第1版、昭和48年第2版)を真剣に読み返したところ、あっさりと6石スーパーの動作原理を理解できてしまいました。まぁ、当たり前です。もう10年もSDRだなんだと言ってますし、トランジスタ回路の基礎は大学でやりました。
ということでラジオの部品を物色しています。ラジオの部品は望遠鏡の部品と同様、80年ごろからゆっくりと姿を消していってしまいましたが、幸いにも昨今のメーカーブームの(あるいは中国全人民にまだラジオがいきわたってない)おかげで基本的な部品が再度市場に流通し始めました。
この冬はスーパーヘテロダイン方式のラジオを作ってみます。