ラジオ用のコンソール基板を作成

3週間ほど前に発注したラジオのコンソール実験基板が先週届きました。同時に発注した部品も既に届いていますので、今日、組み立てました。

それにしても、昨日は涼しい一日でしたが、今日の暑さは何でしょうか。

「涼しくなったし電子工作やるぞ!」

と思った私が阿呆みたいです。

基板の概要

作成した基板の写真を以下に示します。

ラジオコンソール実験基板

これはAMラジオの実験を視野に入れて、フロントパネルの制御の習熟のために作った基板です。写真の右手前が今回作った『夕顔』基板です。左奥はこれまで何度か登場したNucleo F746ZGUMB-1631-Aを変換基板で接続したものです。

基板を作成しようと思った直接の動機は、写真にも写っているラジオ用LCD HD18253TをAitendoで見つけたことです。このLCDはシンプルで見やすいデザインとなっており、いかにもAMラジオ用に使いやすそうです。ただし、これは本当にLCDのみで販売されており、使用するにはLCD別途コントローラが必要です。そこで、NXPのLCDコントローラPCF8562を使って制御する実験基板を作った次第です。

同時に同調ダイヤルにロータリーエンコーダーを使い、それをSTM32マイコンのタイマーが持っているエンコーダーインターフェースで読む実験もしようと目論んでいます。

ソフトウェアについて

ソフトウェアは、はじめはmbedで作る予定です。しかしながら、STM32マイコン用のmbedは、どうもエンコーダモードに対応してないようです。そういうわけで、CubeMXとFreeRTOSを勉強してHALから各種ペリフェラルを制御するよう軸足を移す予定です。

なお、mbed上のオーディオ・フレームワーク『雲仙』は、STM32マイコンのSAIを使っています。将来使用する予定のSTM32F722の64pin LQFP版はSAIの使い勝手が悪いため、上述の変換基板をI2S用に作り直して雲仙もI2S用に変更する実験をするかもしれません。こちらについては、まだあまり検討していません。

 

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください