続・AITENDOの電波時計モジュール

手元に4.7nFのキャパシタと40kHzのXtalが届きましたので試験してみました。

結果:失敗。

うんともすんとも言いません。例のJJYシミュレータを使ってみました。アンテナ端子に13.3kHzらしき信号が1秒周期で現れていますが、40kHzの信号は雑音に埋もれてしまってわかりませんでした。何にせよ出力がLのままです。

出力パルスはフラットのままですが、バーアンテナをいじるといきなり3.3Vに飛んだりしますので測定器の入力インピーダンスが低すぎて出力が出ない、と言うわけではないようです。

わたしの家の周囲は雑音が多く、中波のラジオも不快な雑音に悩まされます。また、電波時計が受信に失敗することもあります。

一方、老眼が進んだためはんだ付に手間取ってしまいました。

今回は

  • はんだ付に失敗した
  • 40kHz Xtalが指定値より3Hz低いのが問題
  • そもそも何かを見落としている

のいずれかかなと思います。わたしはこれ以上時間をとれないので、他の方の実験を待ちます。

「続・AITENDOの電波時計モジュール」への4件のフィードバック

  1. 先日水晶の入力に波形生成器をつなげて実験してみましたが、こちらも失敗です。4.7nFつけてもつけなくても変わらず’L’のまま。

    JJYシミュレータも使って試しましたが、NG。
    シミュレータは40kHzのしかないので、60kHzなら正しく動作するかは不明のままです。

    水晶ならうまく動くのかなと実験中断していましたが、期待できなさそうですね。

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  2. aitendoさんに40kHz単体,40kHz/60kHzデュアルのモジュールが入荷してますね。自分はこちらでトライしてみます。

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  3. 情報ありがとうございます。私も機会を見てデュアルバンド品で遊んでみます。コスト的に改造はみあいませんね。面白くはありますが。

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  4. 同じような実験をだいぶ前に行ったのですが、その時、同じような問題で頭を悩ませました。
    私の場合、結局は選局の問題でした。コンデンサはものにも依りますが10%くらい表示値からずれます。
    また、付属のバーアンテナはLが大きい為、固定コンデンサでの選局設定は思った以上にシビアでした。
    私の場合は、付属のバーアンテナの使用は諦めて、Lが手ごろな値(1000uH程度)になるような
    手製のフェライトバーアンテナ(今なら、材料はaitendoから購入できます)を作成してそれに合わせて
    以下の手順で選局設定を追い込んだ所、受信できるようになりました。(LCメーターが必要です)

    ①基板にコンデンサを実装した状態でCの正確な容量を測定
     (実装した状態で測定するのは、はんだ付けの具合や基板配線で容量が変動する為です)
    ②そのC値で40kHz共振となるLの値を計算で求める
    ③コイルの巻線数を変更してLを調整
    ④10kHzと100kHzでのLの値をそれぞれ測定。(LCメーターが40kHzで測定できなかったため)
    ⑤40kHzでの推定L値を求める(アンテナの寸法が小さいと周波数によってLが大きく変動します)
    ⑥推定L値と理論L値が合わない場合は③に戻って再調整

    コンデンサの手持ちがなかったのでLで調整しましたが、コンデンサで調整してもいいと思います。
    どのくらいまで値を追い込むかという勘所ですが、受信している場所やアンテナQ値にもよると思いますが、
    私の場合は40kHzでのLC並列のアドミタンス値が20以上になると窓際でも受信できなくなる様子でした。
    共振周波数で言えば、自作アンテナで±1500Hz程度が受信許容範囲、
    標準のバーアンテナでは±500Hz程度だったと思います。

    クリスタルについてですが、私は40kHz±30ppmの物を選びましたが問題なく動作しました。
    選定の際に気を付けなければいけないのはクリスタルのCoの値です。
    この値は端子から見たクリスタルの並列容量ですが
    この値が極端に大きいと、フィルタが正常に機能しなくなるようです。(データシートを参照)

    だいぶ前の記事ですので、既に解決済みかもしれませんが、
    せっかくのデバイスが動かない状態で燻っているとしたら、もったいないので、
    問題解決のヒントになればと思い投稿しました。

    健闘を祈ります。

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