Quick Start LPC4088発注

意外に国内の流通が少ないですね。LPCXpresso 4337が有ればいいからでしょうか。

LPC4088はLPC4337の半分しかコア周波数がありません。おそらく、低消費電力かつ信号処理が必要な分野を狙っているのでしょう。実際の所、アマチュアが信号処理で遊ぶのなら、LPC4088を選ぶ理由は無いように思います。

LPC4088はI2Sの構造がLPC4337と(多分)同じである一方、SoCとしてはLPC4337とかなり構造が違います。

以前LPC43xxについて調べたとき、その電源とクロック周りがLPC1768と全く異なることに驚きました。LPC1768は単にそれぞれの内蔵ペリフェラルに対して電源ONかオフか、クロックは何分周で与えるかを選べるだけです。一方、LPC43xxはペリフェラル事の電源制御こそ有りませんが、複数のPLLを搭載しており、クロック・ソース、デバイダ、PLLをそれぞれ複数個、複雑に組み合わせて使うことができます。クロックの章は何回も読み直さないとその全貌をつかむことはできません。

LPC4088に関してはざっと眺めただけですが、どうやらLPC1768に近い構成のようです。

Quick Start LPC4088にはDRAMが搭載されており、やる気のある方は自分でDRAMCを使うことで長残響リバーブも思いのままでしょう。

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