雲仙Nucleo F746版

By | 2016年6月12日

オーディオ・フレームワーク『雲仙』のNucleo F746ZG版が動き始めました。

当初うんともすんとも言わずに苦しみましたが、SAIをマスターモード似きり変えたところ、正常なWSとCLK信号が出力されました。これでクロックや電源系が正しく動作していることに確信を持ちました。

その後、y_sharpさんの助言からSTM32F746のGPIOについて、間違った理解をしていたことが判明しました。私は入力信号に関しては「Alternate Functionの設定レジスタは無視されて全ペリフェラルに信号が分配される」と考えていたのですが、これは間違いでした。実際には図示されていないものの入力であってもマルチプレクサによってただひとつのAlternalte Functionが選ばれます。そして、自動的にこの誤解から生じていた別の間違いにも気がつきました。この間違いは「GPIOモードをinputにしておけば、Alternate Functionの入力は正常に動く」というものです。実際には、「Alternate Functionが入力の場合もGPIOモードをAlternate Functionにしなければならない」と言うものでした。いずれもマニュアルを百回読めばわかるわけで、お恥ずかしい限りです。

あとは最後にI2Sクロックの極性設定ミスを修正することで綺麗な音が出るようになりました。

Nucleo F746ZGについては随分難儀しましたが、動き出してみればLPC4088 Quick Start boardのような信号の雑音に対する弱さも無く、気持ちよく使えそうです。ペリフェラル・ピンもたくさん出ていますので今後はこのボードを主体に触っていこうかと思っています。

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