届いていたQuick Start LPC4088をようやくいじることが出来ました。
朝のうちに雲仙オーディオ・フレームワークのHALをLPC4088用に書き直しました。オシロを出す時間がとれないのでデバッグは後日と思っていたのですが、午後にほんの少しいじるだけで動作をはじめました。下調べの時間を除くと、移植の実作業は1時間程度です。
これでNXPへの対応が終わりました。次はSTのNucleoと、思ったのですが少し躓いています。NucleoのSAIは、あれこれ出来るようになっている割にマニュアルが素っ気なく、かなり手こずりそうです。一方、豊富に見えるSTM純正のAPIも、よくよく見ればほとんど説明らしい説明がありません。今のところ私の感想は
「よくある、レジスタを完全に理解しないと使えないAPI」
に近いものです。Hardware Abstractionの意味をよく考えてHALを設計してほしいものです。
レジスタを叩いて何とかなるならSTMに対応しますが、あまりに面倒ならNXPだけで終わりにします。