昨年秋にうっかり壊してしまったRaspberry Pi Zero 2Wをようやく再入手できましたのでUbuntu Serverをインストールしました。
インストールはかねてから用意していたcloud-initを利用しています。似通ったSoCを使っていることから、RasPi 3 model Aで使用した設定がそのまま動作しています。
- Rasberry Pi Zero 2W
- Waveshare ETH/USB HUB HAT(B)
- Baffalo SSD-PST250U3-BA
- Ubuntu Server 22.04.3 LTS
- Cloud-init-RasPi
Cloud-initはほんの少し修正しました。
- aptをapt-getに変更
- apt-getに-yオプションを与えてユーザーの応答を待たないようにした
- 処理終了後のリブートをシャットダウンに変更
WaveshareのETH/USB HUB HAT(B)はRasPi Zero用であり、Zero 2ではスタックしても使用できません。ですので、以前と同じくRasPi Zero 2Wに手を加えてスタックできるように変更しています。
RasPi Zero 2WはRasPi 3 model Aとほとんど同じですので、前述したとおりさくっと起動しました。Cloud-initに以下の設定を施しているため、ヘッドレスでインストールしてそのままSSH経由のVS Codeで接続できます。
- GitHubからSSHの公開鍵を持ってくる
- 自宅のWi-Fi アクセスポイントに接続する
Ubuntuがデバイスドライバの設定に躓いているらしく起動に3分ほどかかりますが、それを除けば快適です。
バッファローのSSDを使うことで非常にコンパクトになりました。もはやHATはいらないのですが、こういうポゴピンで接続する仕掛けは機械好きのくすぐりますよね。