STMicroelectronicsのcommunity news letterを読んでいたら、自分が悩まされているデバッガのステップ実行についてのスレッドがありました。
ST-LinkのファームウェアをJ-Linkのファームで書き換えれば解決するとのこと。
質問はProblem with Single Step STMF7。
「Cortex M7をデバッグしていると、シングルステップ時に割り込みをディセーブルできない。その結果、ステップ実行してもその場足踏みしてしまい、先に進まない。他のコアでは起きない」
という内容です。まさに私がNucleo F746で直面している問題です。
この問題にはワークアラウンドがあり、J-LinkのファームウェアでNucleoのST Linkを上書きすれば解決するとのこと。ST-Link用J-LinkファームウェアはSEGGARが公式に提供しており、マイコン工作実験日記にそのやり方が説明されています。
そういえば、J-Linkにかんしては大野さんの素晴らしいプレゼンを聴いたことがあるのでした。