空いた時間を見つけてSTM32F746のSAIを調べています
特徴的なところはなんと言っても1ペリフェラルに2モジュール入っているところでしょう。それぞれのモジュールは送信、受信いずれにもなります。また、モジュール間の同期ができるので、LPC4377のI2SペリフェラルでやったWS待ち受けが不要な点も便利です。LPC4377のI2Sは送信受信のイネーブルが別々なので、最悪の場合送受のイネーブルがWS(正確にはWSをもとにしたペリフェラル内部のサンプル境界)をまたぐ可能性があります。そうなるとFIFOの余裕が一つ削られます(FIFOがあるので心配ないとも言える)。SAIは制御手順でこれを逃げることができそうです。
LPC4088からのノイズは、調査手段を考えているところです。割り込み間隔を計測してヒストグラムを作れば、「I2CルーチンによるI2S割り込み間隔の乱れがノイズの原因」という仮説を検証できます。この仮説は全く信じていませんが、棄却するための証拠集めは重要です。
割り込みがI2Cを壊しているのではないかという疑いもありますが、これは慎重な調査が必要になります。