MAX10にはDSPブロックと称して18×18のハードウェア乗算器が搭載されています。
調べてみたところ、この乗算器は2分割して二つの9×9ハードウェア乗算器としても使えます。BeMicro MAX10に搭載されているMAX 10M08はこのDSPブロックを24個持っています。9×9として使うなら48個です。
複素乗算1回あたり、乗算器は4つ必要になります。複素DDSで三角関数の公式から値を計算する場合、8つ必要になります。なかなか厳しい話ですが、9×9乗算器なら48個中8個なので、まぁまぁかなとも感じます。