Hirado 0.9.2 リリース、その他

Hiradoの0.9.2をリリースしました。

このリリースでは細かいバグを一掃し、コイル鳴きへの対策を行っています。

ただ、コイル鳴きに関してはチケットを修正済みにしていません。まだ音が少し残っています。この問題は、周期的に割り込みが発生することでDSPの処理負荷が増減し、それが電源を揺らすことで起きていると考えられます。

DSPの受信処理周期はframework.h の RXIF_BUFSIZEで決定します。現在はこのバッファサイズは32(long word = 32bit)となっており、データ構造からAM/SSB/CW/ナローFMではIF信号8サンプル毎に割り込みが掛かります。これはTRX-305の場合はおおよそ4kHzとなります。

試しにスマホのFFTアナライザで音を解析したところ、下の図のように4kHzの整数倍のハーモニックが出ています。

Screenshot_2016-02-07-15-50-21

framework.hのコメントにあるように、このバッファサイズを小さくすることでハーモニック分を上に追いやることはできます。しかしながら、その場合はワイドFMへの影響をよく考えることが必要ですので、現状ではリリースを優先することにしました。

なお、今リリースではコイル鳴きへの暫定対策としてidel信号による割り込み待ちを修正して、nopループによる待ちに変更しました。DSP負荷の計測に関わる部分ですが、計測結果が狂わないように配慮しています。

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