VMware Workstationのスナップショットが遅いときの対策

VMware workstation 17上のUbuntuを使っている際、スナップショット機能がとてつもなく遅い現象に遭遇しました。以下に、この時の対策を書いておきます。

環境と現象

  • Windows 11
  • VMware Workstation 17

この構成で使っている時にスナップショット機能が遅くなります。通常は数秒か長くても20秒程度で済むところが数分にわたって待たされます。その間、VMを操作することはできません。この現象はネットでも観測できます。

対策

VMwareの掲示板では

Hyper-Vを切れ

というアドバイスがありますが、これは無理な相談です。私はWSLも使っており、WSLにはHyper-Vが必要です。と言うことでこの手は使えません。

同じ投稿の中で

「メモリ整合性を切る」

提案もなされています。これはHost OSであるWindowsのある機能で、

Windows セキュリティ -> コア分離 -> メモリ整合性

と辿ることで設定画面を開くことができます。この機能をオフにすることでスナップショット機能は妥当な速度に回復しました。

VMwareは極めて強力なツールですが、VMware自体の高機能化とWindowsの高機能化、セキュリティ対策が絡み合った結果、いろいろとトラブルが多くなった印象です。

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