先日書いたmacaroomのライブですが、どうもこう、感じたことが書けていませんでした。
先のエントリでは「音がカオス的に変動していく」と書きました。そうじゃありません。私が感じたのは「音が発散的に変動していく」ということでした。コンピュータを使って正確にテンポを刻んでいるのに、その音はどこかへふらふらと行ってしまいそうなのです。これが本当に何度も何度も、どこに行くのかわからない風に、しかし全く同じ調子で続くのです。
この般若心経的な背反、あるいはアイビバレンツな音を作るために、だきやまさんはロジスティック写像を持ち込んだのだなぁ、と思った次第。
ああ、やっと考えていたことを吐き出すことができました。