ネットワークによる時計補正

少し前にSAMA5D3 Xplainedの設定を変えてWiFiにアクセスできるようにしました。そうなるといろいろとネットでの利用が広がります。特にこのボードは時計用のバッテリ・バックアップを持っていないため、ネットワークによる時間補正ができると便利です。ということで、ntpdを使った時計の設定をおこないました。

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I2Cへのアクセス

アプリケーションからSAMA5D3 XplainedのI2C端子にアクセスして外部ペリフェラルを操作する実験を行いました。I2Cも組み込み分野では重要なインターフェースですが、広く用いられている割に扱いが気むずかしいインターフェースですので、事前に素性を知っておくに超したことはありません。

確認には先日のUART実験と同じくLEDボードを利用しました。

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UARTへのアクセス

アプリケーションからSAMA5D3 XplainedのUART端子にアクセスして外部ペリフェラルを操作する実験を行いました。マイコンとして使う上でUARTは大変重要なインターフェースですので、どんな具合にアクセスできるのかはきちんと知っておく必要があります。

なお、確認にはLEDボードを利用しました。

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パッケージ追加

ARM Linux向けのディストリビューションはサイズを絞っている事が多くあります。かなり大きなデスクトップ・ディストリビューションもあるにはありますが、SAMA5D3 XplainedのようにNAND Flashが256MBという規模であれば、何もかも準備万端というわけではありません。

そこではYoctoが用意しているパッケージのうち、デフォルトでrootfsに含まれていないものを含める方法を調べました。

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Flashに焼き込む

Yoctoプロジェクトが提供するツール群を使うと比較的簡単にブートローダーやカーネル、rootfsをビルドすることが出来ます。しかし、当然ですが作り出したイメージは基板に焼き込まなければなりません。これはYoctoプロジェクトの守備範囲ではなく、各基板の制作者あるいはチップベンダーの守備範囲となります。

以下ではSAMA5D3 Xplained(以下SAX。流石に面倒)に書き込む手順を説明します。

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