VisualDSP++はC++コンパイラも持っています。前回作ったプログラムを修正してC++のプログラムにしてみましょう。
まず、前回作ったプロジェクトを開きます。正統な方法はメニューバー⇒Project⇒Open...で開く方法ですが、メニューバー⇒File⇒Recent Projects⇒だとディレクトリの間を移動する手間が省けます。
そうしてプロジェクトを開いたら、プロジェクトウインドウの中のソースプログラムのアイコンをダブルクリックして開いてください。開いたら、今度はそのアイコンを選択したまま、メニューバー⇒Project⇒Remove Selectionでプロジェクトからはずします(下図)。
次に、先ほど開いたファイルの名前を変えて保存します。そのとき、拡張子を.cppにしてください。保存が終わったらその.cppファイルを前回と同じようにプロジェクトに追加します。
あとはこのプロジェクトをビルドします。VisualDSP++は拡張子が.cppの場合C++のソースであると判断して自動的にC++コンパイラを使います。ですから、設定を変える必要はありません。あっけないくらい簡単です。
⇒次はアセンブリ言語に挑戦