2191空挺団で作成したSTK( Signal Tool Kit )をBlackfin用に再定義します。2191の実装では、それまでに説明したFIRフィルタやレート変換ルーチンをそのまま使いましたが、BlackfinではもっぱらライブラリやC++による記述を採用することにします。
そうする理由はいくつもありますが、以下ではコードを紹介しながらこの方法の利点や欠点を説明していきます。